ラインセレクターの製作

モニタースピーカー

普段はパソコンの音声出力端子(3.5mmミニステレオ)に接続しています。
音楽を聴いたりYou Tube を観たり。

ですが、動画や音の編集作業ではオーディオインターフェイスを使用しているので、それをモニタースピーカーに接続しなおしています。
毎回、モニタースピーカーの裏側を覗いて、端子を抜いたり刺したりと、手間な作業です。

もっと簡単に切り替え作業ができたら便利だな。

そこで、モニタースピーカーに接続する端子を切り替えるラインセレクターを製作しました。
オーディオインターフェイスからの出力(XLR×2)と、パソコンからの出力(ミニステレオ→RCA×2)のどちらかを選択し、モニタースピーカーに送る物です。

切り替えには、3接点のロータリースイッチを使用しました。
①オーディオインターフェイス②パソコン③接続なしの3回路に切り替えできます。

使用する部品

  • ロータリースイッチ:RS-2688-0403-38N
  • ロータリースイッチ用ツマミ:ABS-603(RED)
    ツマミを赤色にしたかったのであえて購入しました。
    ロータリースイッチに付属のツマミは使用していません。
  • INPUT1(オーディオインターフェイス)用XLRレセプタクル:NC3FD-LX-B
  • INPUT2(パソコン)用RCAレセプタクル:NF2D-9,NF2D-2
  • OUTPUT(モニタースピーカー)用XLRレセプタクル:NC3MD-LX-B
  • ケース:EXP15-6-11SN
    タカチのアルミボックスです。

製作工程

ケースのアルミプレートに、ロータリースイッチとコネクタを取り付ける穴をあけました。

ロータリースイッチとコネクタを取り付けます。

ロータリースイッチのツマミ取付用の棒が長いので、ツマミに合わせて短く切ります。

ピッタリです。

配線の長さを調べるために、ケースを仮組します。

側面

底面

配線はリード線AWG20を使用しました。

回路図です。
ロータリースイッチの切り替えで、モニタースピーカーにノイズがのらないようにグランドは常に結線しています。

ケースに仮組して、問題ないかチェックします。

回線チェックし、問題なかったのでケースを組み立てます。

背面

テプラでラベルを貼りました。
INPUT_SELECTの赤いツマミでカチャカチャ切り替えます。

背面

モニタースピーカーに接続して、完成です!
ケースとツマミのイメージ色は、MIDASとKLARKTEKNIK。笑

以上

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